アセンブル機にメッキ加工を施したキャップ部分をセットし、ボディ部分とプレートを結合させ、ボタンへ加工していきます。
株式会社エイ出版社様が発行されているライフスタイル誌2009年2月
今回は、Lightning編集部様からジーンズボタンのデザインデータをいただきましたので、データをもとに金型の版下を製作しました。
刻印の凹凸を決める
ロゴが力強く表れる、凸のタイプに決定。
メッキ仕上げの色を決める
ご希望のアンティークな雰囲気に合わせて当社のメッキ見本より『ABL』色をお選びいただきました。
ご要望に応じてメッキ見本以外の色にも、できる限り対応させていただいております。
ジーンズボタンのタイプを決める
数多くあるジーンズボタンタイプの中から、今回は最も定番である固定タイプ（1本脚）の『NP-1/17』をお選びいただきました。
金型にセットするパーツに版下データの刻印を彫刻します。
片側だけではなく上下両面分（凹と凸）の金型を作り、挟み込むように打刻することで、しっかりとエッジの効いた美しい仕上がりを実現します。
プレス機械に刻印を彫刻した金型パーツをセットし、キャップ部分の製造を行います。
メッキ加工の前に刻印された見本にて、ご確認いただきます。
ご確認後、キャップ部分にメッキ加工を施します。
水と薬品を定められた配分で混ぜ合わせることで、真鍮の色がアンティーク色に変化していきます。
アセンブル機にメッキ加工を施したキャップ部分をセットし、ボディ部分とプレートを結合させ、ボタンへ加工していきます。
『NP-1/17』タイプは刻印入りのキャップ部分とボディ部分、プレートの3点で構成されています。
ジーンズボタンの組立作業はアセンブル機による自動作業にて生産します。このタイプの機器で、1日に約30,000個の生産能力を有しています。
検品を行い、完成・出荷となります。
エッジの効いたロゴとアンティークな雰囲気が特徴の『Lightning オリジナルロゴ入りのジーンズボタン』が完成しました。
ジーンズボタン、ジーンズベットは昭和45年から手掛けるカネエム工業の主力商品です。
ボタンタイプ、メッキ加工の仕様調整はもちろん、少ロット・多品種対応も可能な生産体制を整えております。
また、版下製作からメッキ加工・製造・出荷まで一括でご依頼いただけます。
ご要望に応じて柔軟に対応させていただきます。お気軽にご相談ください。
