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自分の手で作ったものが自分の手元に 技術開発課

自分の手で作ったものが 自分の手元に

私は主に、ボタンやリベット、ハトメなどを作るために必要である金型の設計、製作を行っています。ボタンを例に挙げてご説明すると、まずお客様が求める完成品の仕上がりイメージを共有し、安定的かつ効率的に生産できるように図面を描きます。そして工作機械を使って金属を削って金型をつくり、試作を繰り返した後に量産に移行します。言葉で聞くと簡単そうですが、金型づくりは奥が深く、版画のようにただ形を掘って、クオリティの高いものが出来ればいいという訳ではありません。大量生産するので、耐久性が高く、また生産現場が使いやすいシンプルな構造で、かつ品質の高く安定して生産できる金型が求められます。お客様のニーズはそれぞれ異なり、納期(スピード)や品質(クオリティ)は当然の事、質感や色味、刻印の強弱など、ミリ単位の技が必要になる場面もあり、奥が深い仕事です。
技術開発課 坂口 綜志 製作に携わったボタンが、自分が最近買ったばかりのブランドのものだったとき、自分で作ったものが世に出るというのを実感できてとても印象に残っています。それまでにも知っているブランドのパーツを作成することはたくさんあったのですが、実際に自分がプライベートで身に着けていたものを手掛ける嬉しさは格別でした。現在は技術開発課の名前の通り新商品の開発にも力を入れているので、自分で考えて作ったものが世に出て、再び自分の手元にやって来るのを夢に、日々頑張っています。
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